<第142回> 「この世のオワリ―末法の世とは」~平安文学の根底にある「もののあはれ」~

<第142回>
令和6年6月15日(土)
18:00より

テーマ:「この世のオワリ―末法の世とは」~平安文学の根底にある「もののあはれ」~

講師: おかざき塾 市橋章夫氏

今年の大河ドラマは「源氏物語」が基本のテーマです。 そもそもこの時代は「この世のオワリが来る時代」だと考えられていました。それは仏教世界の「末法」がやって来ると考えられていたからです。では、その「末法」とは何か?
その根底にあるのは「もののあはれ」。
この正体を突き詰めたのが松坂の国学者・この本居宣長の「もののあはれ論」を読み解きながら、源氏物語や平安文学の世界を垣間見てみたいと思います。

1954年岡崎市生まれ。國學院大學で史学(古代史・中世史)を専攻。新編岡崎市史調査員、公立学校教員を退職後、郷土の歴史や人物に関わる書の出版活動を始める。ユーチューブチャンネル「なるほど!歴史ミステリー」で話題の歴史家

会場: 札幌かに本家栄中央店